研修会報告

平成27年度
第5回介護支援専門員・生活相談員研修



平成28年2月18日(木)に磐田市竜洋地域包括支援センターと(福)白寿会主任介護支援専門員の会の共催で、今年度第5回目となる介護支援専門員・生活相談員研修を開催いたしました。今回は「介護保険施設・事業所のクレーム対応」というテーマで、ミニワークやロールプレイングなども取り入れた105分の研修でした。多くの方にお申込みいただき、午前の部は92人、午後の部は72人の皆様にご参加いただきました。

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■ 午前の部

研修会ではまず、家族から保険者に苦情が申し立てられた事例として、短期入所生活介護を利用中、転倒により骨折し、入院・手術の経過をたどった創作事例を紹介しました。その上で、苦情の背景の理解や、事業所側の対応についてグループワークを行いました。

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■ グループワーク

次に、苦情解決の4つのステップを説明し、それぞれの段階で行う事柄や配慮すべき事項を確認しました。特に、苦情の申し立てに際しては、しっかりと話を傾聴し、主訴を把握することや、苦情の背景を分析し、それを踏まえて対応を行う必要性をお伝えしました。

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■ 午後の部

最後に平尾代表が、計画や記録の作成を含めた組織のリスクマネジメントについて言及しました。従来は「苦情がないのが良い施設」ととらえる考え方が主流だったのですが、今は、「ご利用者やご家族が苦情を自由に表明できる仕組み」を作り、また、「苦情に的確に対応してサービスの質の向上につなげる」という発想に転換していくことが求められていることをお伝えしました。

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■ 白寿会主任介護支援専門員の会 平尾代表

磐田市竜洋地域包括支援センターと(福)白寿会主任介護支援専門員の会では平成28年度も「介護支援専門員・生活相談員研修」を開催します。次回は、平成28年4月14日(木)13時30分~15時30分の予定で、「見えてきた-新しい地域支援事業」というテーマで開催します。場所は、磐田市掛塚3172の老人ホーム白寿園の地域交流室です。お伝えする主な内容は、介護予防訪問介護、介護予防通所介護が「介護予防・生活支援サービス事業」に移行することや、それに伴い「介護予防ケアマネジメント(第1号介護予防支援事業)」が創設されることを取り上げます。年度初めのお忙しい時期とは思いますが、多くの皆様のご参加をお待ちしています。



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