包括保健師日記 2016.12.25
暖かな日差し
あふれるクリスマス
当日となりました。みなさん、
いかがお過ごしでしょうか
今回は、電動アシスト自転車についてお伝えしたいと思います。
電動アシスト自転車は、ペダルを踏み込む力に応じてモーターが
働き、軽い力で運転できるため、高齢者が外出する際の強い味方
です。竜洋の強~い向かい風に負けることなく進むことができ、
車
の免許を返納した後の「生活の足」としても期待されています。
利用者の多数が高齢者と子育て
世代とみられています。
ただ
高齢者の事故は少なくなく、単に利用者が多いからだけで
なく、特有の要因が考えられると専門家は指摘しています。
年を取って認知機能が低下すると、車や歩行者に気付いてから
ブレーキをかけるまで時間がかかるようになり、ブレーキをかける
握力も弱っているため、出会い頭での事故に遭いやすいそうです。
速度の出やすい電動アシスト自転車は、危険を察知してからぶつか
るまでの時間が短くなるため、より注意が必要です。
加えて、高齢者は何度もこぎ直すのが大変だと感じることが多く、
一時停止を怠るなど体力の衰えゆえのルール違反が事故につながり
やすいそうです。
アシスト自転車に乗る時の注意点については、片足でペダルを
こぎながらサドルにまたがる「
ケンケン乗り」は、
急発進して転倒
する恐れがあり、サドルにまたがってから発進したほうが安全です。
そして、発進時はペダルを
強く踏み込まないことが安全につながり
ます。
信号待ちなどで一時停止する場合も、ペダルに足を掛けた状態
だと不意に走り出す可能性があるため、
地面に両足をつけて待つ方
が良いでしょう。交差点や曲がり角の手前では、
ためらわず早めに
ブレーキをかけ、安全確認をしましょう。
さらに、高齢者はとっさに受け身を取れないので、転倒すると頭
をぶつけ重大事故になりやすいので、自転車に乗る際は
ヘルメット
を着用すると良いでしょう。(中日新聞の記事を引用しています)
安全に電動アシスト自転車に乗って、
快適に買い物・通院・集い
の場に出かけましょう。
では、みなさん、体調に気をつけつつ良い年をお迎えくださいネ